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木造3階建てに朗報

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こんにちは、帯刀です。

【独自】3階建て木造住宅、規制緩和で建てやすく…省エネ住宅普及を後押し(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

以前にYahooニュースで見つけましたのでちょっと解説します。

3階建て住宅の高さ規制が緩和されるとどのような良いことがあるのか?

・天井と上階の床との間隔が大きくできる

・部屋が広く感じる

・プライバシーが確保しやすくなる

このブログはこれから 「これからお家を建てる方、現在建ててる方が笑顔で引渡しを受けるための
お手伝い」ができればと思い木造、非木造併せて現場監督歴35年、一級建築施工管理技士の帯刀
が工法や材料の紹介の他に建築業界の裏話的な事を含め施主様の悩みや不安解消に役立てればと
思い立ち上げました。

記事を読んで質問がありましたらホーム画面上のTwitter、Facebook、お問い合わせより送っていただければ
専門用語をなるべく使わず、お答えいたします。
このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

では、ひとつづつ参りましょう!

目次

天井と上階の床との間隔が大きくできる

天井と上階の床との間隔とは天井裏の事です。

読売新聞の記事にもある通り天井裏が広くなると高性能の断熱材を使用したり、換気施設を設置したりできます。

その結果高断熱、高気密住宅が造れるようになります。

いつから規制緩和になるか現段階では記載がありませんが、もしかしたら高断熱、高気密の省エネ住宅への

補助金がセットで審議されるかもしれません。

市街地で3階建て探している方は今後の動向を要チェックです。

ママさん

省エネ住宅にしたかったのよ!

部屋が広く感じる

階高(1階床と2階床、2階床と3階床の距離)が高くできるので天井高さも高くなれば部屋が広く感じます。

人間の感覚は少しの違いも感じ取れます。

天井高さが5㎝変化してもかなり広く感じますよ。

例えば公園やお寺の参道のような屋外の階段でたまに階段を踏み間違える、というか「カックン」となることを

経験したことはありませんか?

あれは階段1段の高さが微妙に違うからです。

どれくらい違いかというと概ね1㎝くらい違うと「カックン」となります。

パパさん

ほ~

ママさん

へ~

プライバシーが確保しやすくなる

都内などは2階建て、3階建てに関わらず建物の高さ制限があります。

その為1階部分を半地下にして制限内に建てる場合が多いです。

1階部分が半地下だとどうなるでしょう?

前面道路からだと1階部分は見下げるようになります。

2階建ての電車を思い出してください、あのような状況になります。

植え込みや目隠しのフェンスをすると閉塞感を感じます。

高さの規制緩和が進めばこのような無理して建物計画をする事がなくなります。

パパさん

上から目線ってこと?





この規制緩和が実施されれば3階建て住宅として提供できる商品の幅が広がり、施主様側では選択の

幅が広がる事となります。

また、狭小地の売買促進にも繋がり、社会問題にもなっている空き家対策にもなると思います

来年の通常国会に法案を提出する予定との事ですのでいつ実施になるかは現段階では不明ですが、

一日でも早く緩和されることを願いいたます。


以上帯刀でした。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

地元の工業高校建築科を卒業後地元の小さなゼネコンに入社し公共建築のRC造(鉄筋コンクリート造)の現場監督を18年、バブル崩壊により会社が不安定になった為、友人の紹介で地元でイケイケなブラック注文住宅建築会社へ入社、その後同じような戸建て建築会社や建売住宅建築会社数社を経て現在に至る。

現場監督歴35年のわたくし帯刀(たてわき)のブログになります。
宜しくお願い致します。

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