こんにちは、帯刀です。
このブログはこれから 「これからお家を建てる方、現在建ててる方が笑顔で引渡しを受けるための
お手伝い」ができればと思い木造、非木造併せて現場監督歴35年、一級建築施工管理技士の帯刀
が工法や材料の紹介の他に建築業界の裏話的な事を含め施主様の悩みや不安解消に役立てればと
思い立ち上げました。
記事を読んで質問がありましたらホーム画面上のX(旧Twitter)、Facebook、お問い合わせより送っていただければ
専門用語をなるべく使わず、お答えいたします。
このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
今回はよくある問い合わせについてQ&A形式でお答えします。
おうちを建てることって一生のうちでそうそうないですよね。
だから解らないことがあっても仕方がないです。
この記事は施主様とお会いした時に実際にあった問い合わせを監督歴35年、一級建築施工管理技士の
帯刀がお届けします。
お役に立てれば幸いです。
では早速
Q.地鎮祭、上棟式はやったほうがいい?
A.祭事なので施主様の気持ちによります。
「やったほうがいいのかなぁ」という方には勧め、「どっちでもいいや」という方には費用も
かかりますので…とやんわり行わない方向へ案内します。
地鎮祭は実施率は50:50です。
上棟式はほぼ行わないです。しかし、時間があえば上棟日の15:00ぐらいに現場へ来ていただき
担当大工さんへ紹介します。
お金を包む方もいましたが、私は「何千万もの商品を買っていていただいたので十分です」
と案内しました。
Q.現場へはちょくちょく行っていいの?
A.どんどん見に行ってください。
何千万もの買い物をしたんです、遠慮が必要ですか?
毎回は必要ないですが夏の暑いい時期はお茶を差し入れすると職人さん達に喜ばれますよ。
あと困るのは親御さんが昔建築関係の仕事をされていた方は足場を上ってしまうことが多いですが、
これは危険なのでやめていただきたいです。
Q.現場を見て変更したいところがあるんですが?
A.基本お断りします。
これ結構多いです。
設計との打ち合わせの上、作図した図面を基に工事金額を積算(算出)している事を説明してお断りします。
ですが、追加費用が発生しなし程度の事は大工さんにお願いして出来るだけ応じるようにしてました。
また、コンセントやスイッチ位置は配線前に現場で施主様と確認を行いその場で承認をいただければ変更
は受け付けていました。
Q.近隣の方々ってどんな方々?
A.正直判りません。
着工前に近隣の方々には挨拶回りをしますが、その程度では人の成りは分かりません。
どうしても気になる場合は契約前に自分で調べることをお勧めします。と言っても別に探偵を雇う
必要はありません。
休日に散歩を兼ねて付近をブラブラするくらいでいろいろと聞こえてきますよ。
Q.知り合いの大工さんを使ってほしい
A.お断りしています。
工事マニュアルに準じて工事をしないと補償対象から外れてしまうのが理由です。
会社で用意したマニュアルから逸れた工事は補償対象から外れてしまうので施主にとっては良い条件ではないと思います。
同じ理由と事故防止から施主様が工事を手伝う事もお断りしています。
Q.駐車スペースに屋根を造りたい。
A.面積オーバーにならなければ受けます。
壁と屋根、もしくは壁と柱でできた構造物は建物と判断されて建蔽率や容積率に加算されますので設計に確認が必要です。
もっと沢山あったと思っていたんですが、あまり思いつきませんでした。
やはり変更要望が多かったでしょうか。
建築に携わっていなければ図面だけでは中々理解できないですよね。思い出したらまたお話しします。
以上、帯刀でした。
ありがとうございました。