こんにちは、帯刀です。
どうも最近はこの「捺印」に対する緊張感や重要度が薄いと思い事がしばしばあります。
普段の買い物では必要ないですが、住宅を買う場合や売る場合、りフォーム工事の際には契約書に記名、捺印をします。
確かに消費者を保護することを目的とした法律、いわゆるセーフティーネットがいくつかありますが、そもそも日本において印鑑を押すという事がどういうことか今一度考えて欲しいです。
今回は住宅の売買に限定した話とします。
住宅展示場や不動産会社へ行くと営業さんがいて建物の特徴や仕様、価格ついて説明をしてくれます。
その建物の特徴や仕様が希望に合致すれば契約となるわけですが、ここで担当の営業さんによってはトラブルの種をまきます。
トラブルの種としてよくあるのは
・言った言わない
・説明の内容と契約内容が違う
・中古マンションを買う予定がいつの間にか新築戸建てに変わっていた(不動産会社の場合)
・営業が強引、または態度が悪い
と言ったところでしょうか。
私の経験上営業の10人に1人はこのようなトラブルを起こし、工事中や内覧、決済時に揉めます。
時にはとばっちりが工事側へ向くこともあります。
対策、注意事項は下記に箇条書きします。
・こちら(買う側)の希望、要望をきちんと伝え営業が理解しているか確認する事。
・むこう(売る側)の都合である意味強引に契約へ誘導する場合は要注意です。しかし口八丁手八丁で購買意欲を掻き立てられますが、これは彼ら営業の仕事なので逆にあって当然と思ってください。
・話の内容は必ずメモをとる必要があります。会社によっては打ち合わせ内容のコピーを渡してくれますが、その際は内容に確認をしっかり行いましょう。
・分からない事はどんどん質問しましょう。めんどくさがる、はぐらかす場合は即席を立っていいと思います。
・見積書や資料を要望した時にいつまでに提示できるかを言わない場合はこちらから「いつまでいただけます?」や「〇月〇日までに欲しい」と期日を切りましょう。
以上の事を実施、検証、クリアして契約へと進みましょう。
ここでタイトルに戻りますが、契約書に押印するという事は契約書に記載されていることを承諾することになります。
そして押印したら「もう、後戻りできない」ぐらいの覚悟が必要です。
出来ることなら契約書を預かって一日かけて内容を精査するぐらいしてほしいです。
それだけ売る側買う側にとって大変重要で大事な行為であることを認識してください。
不動産営業っていうとひと昔前はダーティーなイメージが付きまとい、ダークなダブルスーツにパンチパーマと言った印象があるかもですが、最近はフツーの恰好をしていますし、女性の営業さんも多いので主婦目線でのアドバイスをもらうことがあるでしょう。
何度も言いますが、〇千万の買い物をするのです、押印するまでに十分時間をかけて後悔のない我が家としてください。
以上、帯刀でした。
ありがとうございます。