こんにちは、帯刀です。
今回は戸建て住宅購入時の不安を解消のお手伝いをする記事になります。
この記事を読むと
価格、間取り、アフター対応等、戸建て住宅購入時に誰もが抱く不安への解消方法。
が分かります。
購入していただく側の人間がお客様に対して少々厳しいことも書きますが、怒らずにまずは読んでみてください。
では、参りましょう!
大前提
まず、大前提として
「お客様自身で動いてください」
ある大手不動産会社のアンケートによると「何社の不動産業者に行きましたか?」という問いに対する答えは
2~3回 54%
1回 16%
です。
お仕事や育児などでお忙しいと思いますが、一生をかけてローンを組んでの買い物に対しては少ないですか?
最低でも7~8社、できれば10社は足を運んでください。
そうすると各社の特色をつかめたり、希望価格帯の仕様や間取りの基準ラインが見えてきます。
確かにしつこい営業電話や行ったこともない不動産会社からのDMなど面倒と思います、住宅展示場に行けばほぼ一日つぶれるでしょう。
しかし先程も書きましたが”一生に一度の大きい買い物”です、頑張りましょう!
価格
「2階建て 4LDK 延べ床面積100㎡ 4980万円」と一概に決まりませんが、注文住宅か建売住宅、建て替えの注文住宅と条件により同じ間取りでも価格は変わります。
物件探しはネットで行い希望の間取り、仕様の価格帯を把握して不動産業者から提示された価格が希望の価格帯より高い、もしくは低い場合は「なぜ?」理由を聞きましょう。
これにより
「キッチンのグレードが他社より高い」
「シャッターが標準装備」
「オプションクロスが〇〇㎡まで追加なし」
等で住設に力を入れている、使い勝手に気を使っている、内装にこだわっている等その会社の特色が分かり価格の違いが分かります。
あとローンの組み方ですが、早く返済したい気持ちは分かりますが、借り換え返済もできますので無理のない余裕のある返済計画を立ててください。
特に新婚の方は子供は二人と思っていても、二人目が双子だったという事も考えれらます。
ギリギリの返済計画だとかなり厳しくなります(因みに我が家がこのパターンです)。
間取り
一般的には4LDKでしょうか。
部屋の大きさはマンションと戸建て住宅とでは建物の基準寸法(グリッド)が違います。
マンションはメートル法の1,000mm、戸建て住宅は尺貫法の910mm、加えて天井の高さも違うので感覚的には戸建て住宅の方が広く感じると思います。
ですので、モデルルームには必ず行くことをお勧めします。
モデルルームで部屋空間の感覚を覚えて間取りを考えるようにしましょう。
間取りと合わせて大事なのは動線です。
2階に上がるのにリビングを通るか、玄関から直行できるようにするのか、これもモデルルームに行って検討しましょう。
要するに、実物を見て、入って、歩いて「体感」するのが大事です。
建築を仕事にしていない限り2Dの図面だけで判断するのはやめた方がいいです。
アフター対応
アフター対応に関しては各社「アフター基準書」のような各工種別に保証期間が書かれた書類があるので必ず確認しましょう。
もし、書面として用意していない会社とは契約しない方がいいです。
口約束では後でいろいろ理由をつけて対応してもらえないことになります。
アフターに限らずですが、契約書に判を押したら了承したことになりますので、判を押す前に確認しましょう。
植栽
植栽は水やりはもちろんの事、選定や消毒、雑草抜き、枯葉の掃除など思いのほかに手がかかります。
また虫がつきます。
樹種によってはチャドクガのように害虫が付きますので十分な検討が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか、多少なりともお役に立ったでしょうか?
冒頭にも書きましたが、まずはこちらの「希望は何のか」「要望は何か」「予定金額はいくらなのか」を決め、各社へ足を運び、モデルルームで体感してと時間をかけることが大事だと思います。
”一生に一度の大事な買い物”です。
引っ越してから20年、30年と後悔するより1年、2年かけた方がいいと思いませんか?
建物や土地を購入するときは『縁』があります。
いくら気に入った土地、建物でも買えないときはどんなに頑張っても買えないものです。
逆に『縁』がある場合はとんとん拍子ことが進ます。
皆様に良縁が訪れますように。
以上、帯刀でした。
ありがとうございました。