植栽、アプローチ、カーポート、などの外構工事ですが、建物の間取りや仕様が決まると一段落しちゃうところですが、外観を考えると建物と一緒に外構プランを考えた方が絶対いいでしょう。
今回の記事は主に注文住宅を中心にお話ししますが建売住宅で外構工事がオプションの場合にも参考になると思いますので参考にしてください。
外構工事には全体イメージとしてのタイプがあります。
タイプとしてはおおまかに3つタイプに分かれます。
オープンタイプ
クローズタイプ
セミクローズタイプ
オープンタイプはその名の通り垣根がない、または低くて外から見渡せるタイプ。
クローズタイプは反対に垣根やフェンスで囲って視線シャットアウトするタイプです。
セミクローズタイプはオープンタイプとクローズタイプに中間ですね。
帯刀が担当した物件では防犯を考えてオープンタイプを選ぶ方が多かったですが、皆さんの理想の外構はどんな感じでしょうか?
では、参りましょう!
アプローチ
よく「玄関ドアは家の顔」というのを聞きますが、外構のアプローチは「家の顔」と考えた方がいいでしょう。
建売住宅でたまに見かけますが、玄関開けてすぐ道路という物件、これはよろしくないですね。
玄関ドアを開けたら外から中が丸見えです。
植栽かフェンスで目隠しを考えましょう。
また、小さいお子さんがいる場合は歩道でも飛び出したら危ないのでここはしっかり考えましょう。
会社によっては目隠しがオプション設定だったりしますので、頑張って営業と折衝をしてみて下さい。
あと、床材ですが最低でもタイル貼りを選びましょう。
選べるのであれは建物に合った床材、和風なら黒那智石の洗い出し、洋風なら石かレンガとかがいいでしょう。
床材選びで注意することは滑りにくい材料を選びましょう。
特に雨の日は滑りやすくなりますので実物を手に取って選ぶようにして下さい。
ご近所にも参考にな外構があるので散歩しながら見て回るのも勉強になりますよ。
和風、洋風を問わず数多くの素敵な外構プランの画像があるサイトののリンクを見つけたので下に貼っておきます。
是非見てみてください。
東京都外構業者でおしゃれなエクステリアと庭は受賞歴多数のザ・シーズン|東京全域対応 (the-season.net)
駐車スペース
駐車スペースはできれば雨の日とかを考えると玄関に近いのが理想です。
道路に対しての駐車位置は道路と平行に停める場合と道路と直角方向に停める場合がありますが、どちらでも問題ないでしょう。
土間の仕上がりはタイルや石はカッコいいですが自分の経験上タイルや石は長い間に割れたりはがれたりしますので地味ですがコンクリートが一番いいと思います。
コンクリートの仕上がりはツルツルの仕上げでの金鏝仕上げではなく、ザラついた刷毛引き仕上げの方が滑りにくきお勧めです。
金鏝仕上げはコンクリートの表面がツルツルしているの洗車の時に土間が濡れている場合ビーサンだと滑ってステン!と転んでしまいす。
駐車スペースに屋根がかかっていることがありますが、あれはカーポートと言います。
建築基準法上柱と屋根、または壁と屋根でできたものは建築物とみなされるので面積に算入されてしまうので、建築面積に余裕がなく面積オーバーになると、違法建築になりますので注意が必要です。
注意することと言えばもう一つあります。
それは水道メーターの位置です。
メータの検針の時はフタを開けるので車の下にならないところに設置するようにしましょう。
また、ふたは車が乗れるような耐荷重設定がされたフタかを確認をしましょう。
ウッドデッキ
最近要望が多いウッドデッキですが、素材によって維持費や手間の差が大きいので自身の性格等を考えて素材を選びましょう。
素材は天然木と金属または金属+樹脂に分かれます。
天然木は素材感や風合いが売りですが、屋外の為どうしても風雨による劣化や腐食に対して防腐材や塗料を塗ったり、傷んできたところの交換等こまめに手入れすることになります。
この”こまめな手入れ”がなかなかできないんですね。
相手は天然木なので手入れを怠るとすぐに傷んできますので「自分には不向きだなぁ」と思ったらこの後に紹介する金属または金属+樹脂の方をお勧めします。
反面金属、金属+樹脂はメンテフリーと言っていいでしょう。
日の当たり方で退色(色褪せ)する子はありますが、腐食や割れが発生することはないでしょう。
あと、ウッドデッキ全般に言えることですが、ウッドデッキの床下には猫や小動物の巣にならないよう出入りできない対策が必要です。
ウッドデッキについて別記事のリンクを貼りますので、ぜひ読んでみてください。
植栽
詳細は先述したオープンタイプ、クローズタイプ双方で大きな役割を担っているのが植栽です。
植栽は生き物なので手入れをしないとボーボーになっていしますのでその植物に合った時期に剪定が必要になります。
せっかくオープンタイプで植えた植栽も選定をせず放っておけば、そのうちクローズタイプになってしまうのは想像に難しくないと思います。
樹種のよっては虫がつきます。
なかには毒を持った虫もいます、こまめな殺虫剤散布や選定が必要となりますので事前に虫がつきにくい樹種を選ぶのがいいでしょう。
日頃の手入れや選定はなかなかの重労働でもあり時間もとれらますので、生活スタイルを考えて樹種剪定や植える数をプランすることお勧めします。
建売住宅では植栽スペースはあるけど樹木を植えていない物件がありますので花が好きな方はこういう物件を探すのがいいでしょう。
その他
ポストや表札はネットやホームセンタ-では見きれないぐらいの種類を展示していますので、住んでる人のセンスが表れるところでもありますので、家族でよ~く相談して決めましょう。
最近はホームセンターで売っているアルミ線や銅線で自作する方も増えています、チャレンジしてみてはどうですか?
はじめの内は新品感が出てしましますが、2,3年するといい感じにくすんでいい味が出るかもです。
防犯の意味で建物の周りに砂利を敷くことが多いですが、細かい「ビリジャリ」は野良猫のトイレになってしまい掃除が大変なので砂利は大きめ物を選びましょう。
まとめ
外構は結構金額が高いのであれもこれもと選ぶとあっという間に予算オーバーになってしまうので注意が必要です。
よく「隣の芝生は青く見える」と言いますが、隣近所に対抗してもキリがありません。
自分達で手入れもできる範囲のプランを考えましょう。
もしも野良猫ちゃんに気に入られたら帯刀の野良猫対策の記事がありますので参考にしてみてください。
以上、帯刀でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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